これまで、妊娠中の方へ向けて マタニティピラティスプライベートレッスンで 出産・産後に向けてのお手伝いを多くしてきました。
妊娠中のピラティス(運動)は、 安定期に入り、医師の許可があれば、 14週目以降から開始出来ます。
妊娠初期から後期へかけて、 胎児の成長と共に、 母体の変化も著しくなります。
◆妊娠中のピラティスの利点◆
体重のコントロールの補助
産後へ向けての上肢と下肢の筋力の維持とわずかな増加
姿勢改善
睡眠の質向上への期待
腰痛予防、尿管失禁の予防
血栓のリスク、静脈瘤、脚の痙攣やむくみを減少
気分、身体意識の向上と産後の鬱を軽減
※補足※ マタニティピラティスは、 妊娠前にピラティスをしていた人が していくのが好ましいです。
マタニティピラティスでは、 腹圧を高めるのではなく、 骨盤底筋へ焦点を向けて動いていきます。
呼吸では、横隔膜が下がらないため、 胸での呼吸が旺盛になり、 酸素消費量が15−20%増加します。
そのため、運動時の母体への酸素供給が 妊娠前より変化し、持久力が低下、 息切れとなって現れます。
また、ホルモンの変化が 全ての関節を弛緩させるため、 動きの可動域の管理が必要です。
妊婦の方が安心して身体を動かすには、 専門知識があるインストラクターと共に、 休憩を適切に挟みながらがオススメです🙆♀️
上肢は産後、お子様を抱っこしていくため、 筋力の低下はなく、維持はもちろん、 筋力向上が望ましく、肩甲骨の安定が必要です。
妊婦さんから妊娠中、よく聞くのは 「脚が浮腫む」 「よく夜中や明け方に足がつる」 といった事が多いです。
妊娠中は、活動が低下し、 大股で歩くことなどしなくなります。 日常で股関節の動きが出せなくなるので、 下肢後面の筋力強化が必要です。
分娩台での出産に向けて、 スクワットなどの動きも大切です。
ピラティスを通して、 マタニティライフと産後が快適なものに していけるお手伝いをしています☺
ピラティスで、楽しく身体を動かし、 出産に備えていきませんか?
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